建具17本をポリエステルサフェーサーで下塗り

建具下塗り中

室内建具17本を「ウレタン鏡面仕上げ」でご依頼いただきました。

「ウレタン鏡面仕上げ」の場合、ほとんどの業者さんは下塗りもウレタンで行いますが、ピアックスではF⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎の指定がない場合はポリエステルサフェーサーを使う事があります。

今回は建具17本という事で吹付けはカップではなくポリユニットを使います。このポリユニット、なんと45年物なんです!! ピアノの塗装をやっていた当時のもので、部品を交換しながら現役で活躍中です。外観こそ年季が入っていますが、内側はこの通りピカピカです。

45年物のポリユニット
ポリエステルサフェーサー吹付けの様子
間口8000mmのウォーターブース

ウォーターブースの間口は8000mmあるので長さ2400mmの建具も余裕で4ヶ所に配置でき、取り回しも楽々。塗料ミストを水によって効果的に補集するため、他の製品にミストが付着することなく一気に17本を吹きあげることができます。

塗料ミストを効果的に捕集するウォーターブース

ポリエステルサフェーサーのメリットは何といっても「目痩せの解消」です。ウレタン鏡面仕上げではどうしても「目痩せ」が発生してしまいますが、その悩みをほぼ解消する事ができます。
ポリエステル塗装の設備がないとできない組み合わせですし、ウレタンよりも手間がかかりますが、クライアント様も納得の仕上がりになります。

関連記事

  1. 年末に向けて続々と入荷中です

  2. ご希望の色に・・・キャビネット扉 

  3. 会議テーブル

    会議テーブル 大型天板 ポリエステル鏡面仕上げ

  4. 什器塗装 ウレタンエナメル鏡面仕上げ(白)

  5. グラデーションサンプル

    塗装サンプルいろいろ

  6. 天板剥離再塗装before-after

    テーブル天板・脚の剥離再塗装(オープンポア仕上げ)