室内建具17本を「ウレタン鏡面仕上げ」でご依頼いただきました。
「ウレタン鏡面仕上げ」の場合、ほとんどの業者さんは下塗りもウレタンで行いますが、ピアックスではF⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎の指定がない場合は、ポリエステルサフェーサーを使う事があります。
今回は建具17本という事で、吹付けはカップではなくポリユニットを使います。このポリユニット、なんと45年物なんです!! ピアノの塗装をやっていた当時のもので、部品を交換しながら現役で活躍中です。外観こそ年季が入っていますが、内側はこの通りピカピカです。
![45年物のポリユニット](https://www.piax.co.jp/wp/wp-content/uploads/2023/10/IMG_4730.jpg)
![ポリエステルサフェーサー吹付けの様子](https://www.piax.co.jp/wp/wp-content/uploads/2023/10/IMG_4756.jpg)
![間口8000mmのウォーターブース](https://www.piax.co.jp/wp/wp-content/uploads/2023/10/IMG_4773.jpg)
ウォーターブースの間口は8000mmあるので長さ2400mmの建具も余裕で4ヶ所に配置でき、取り回しも楽々。塗料ミストを水によって効果的に補集するため、他の製品にミストが付着することなく一気に17本を吹きあげることができます。
![塗料ミストを効果的に捕集するウォーターブース](https://www.piax.co.jp/wp/wp-content/uploads/2023/10/IMG_4759.jpg)
ポリエステルサフェーサーのメリットは何といっても「目痩せの解消」です。ウレタン鏡面仕上げではどうしても「目痩せ」が発生してしまいますが、その悩みをほぼ解消する事ができます。
ポリエステル塗装の設備がないとできない組み合わせですし、ウレタンよりも手間がかかりますが、クライアント様も納得の仕上がりになります。